マニュアルクラッチの強化


社外品の強化クラッチが流用できます。
当方のお薦めはJUNインターナショナルの強化クラッチです。
3バルブエンジンに組んだ画像の使い回しですが、1次クラッチなら2バルブ110ccエンジンでもOKです。
キタコのものは滑りました。止めたほうがいいです。
出来れば、国産のクラッチハウジングを使うことをオススメします。
中華エンジンのはフライホイールも含め真円が出てないことあります。振動の原因にもなりますし、速度にも影響したりします。



クラッチカバーの取り外し交換は、キタコの虎の巻があると便利です。
ここまで分解したらフィルターも洗浄しましょう。
こちら様のサイトも参考にさせて頂きました。
http://monkey-files.com/
専用の工具も売ってますが、滅多に使わない上に高いです。 ホームセンターで木材を固定するクランプが980円で売ってましたのそれですませます。 端材を当てて押して行けばいいだけの話ですから、Cクランプでも使えます。
こんなふうにクランプを当ててハンドルを回して押して行きます。
すると、スプリングが縮みプレートのリングが取れるようになります。
マイナスドライバーで軽くコジるとリングは溝から外れて取れます。
初めて分解したときでも、5分くらいで済んでしまいます。 ちなみにクランプがなくて分解したときには、一人が全体重を掛けて押し、もう一人がその間に素早くリングを取る、ということになります。
強化クラッチの場合、それは滅茶苦茶大変です。
左が中華、右がJUNです。キタコは写っておりません。 素人でもスプリングの強さはわかります。 JUN>中華>キタコ です。
スプリングの線径は JUN2.2mm強 中華2.1mm弱 キタコ2.0mm弱 といったところです。
左が中華、右がJUNです。 中華やキタコはプレートにディンプル加工がしてあります。
JUNはありません。 多分、密着面積を増やすためだろうと思います。
キタコのクラッチ板と中華のクラッチセンターは相性が悪いです。
ある箇所に入れると嵌り、別の箇所だと嵌らなかったりします(キタコ製品同士でも)。
JUNは隙間が一定だしクリアランスがちょい大きめらしく、スコンと嵌ります。
組み立てです
クラッチアウターにスプリングを四つ並べ、上にドライブプレートを載せます。 スプリングがずれないように気を付けてください。
次にクラッチセンターを嵌めます。
クラッチ板やプレートを先に嵌めるとセンターを出すのに面倒です。
クラッチ板にオイルを塗布してドライブプレートに嵌めてます。
次に、プレートを嵌めます。矢印の穴は恐らく、オイルをクラッチに流すためだろうと思います。
説明書には記載されていないので自信なし。
次のクラッチ板を置きます。
説明書に記載されてないので不明です。
プレートの穴の位置は一づらしてみました。
これでいいのか、不明です。
ドライブプレートとクラッチセンターがちゃんと密着しているか、確認して、再びL字クランプで押さえて、リングを掛けます。
こうして、嵌りました。 クラッチダンパースプリングは、ラジオペンチで挟んで押し込むのがやりやすいと思います。
あとは丁寧に組み直します。
再び、クラッチ取り付けます。
ワッシャーの裏表に注意して下さい。
クラッチカバーを嵌めるにはちょっとコツがあります。
キックシャフトまでカバーを嵌めたら矢印の方向にクラッチカバーを押しながら嵌めます。
再び、クラッチケーブルまで装着したら、カバーを開けて黄色の楕円で囲ったアジャスターでクラッチの調節をします。
ナットを緩めて、スクリューネジが多少きつくなるところがベストです。
実際に運転して調節してみてください。
ついでに、楕円で囲ったところにシリコンスプレーを吹いて、クラッチのレリーズの滑りをよくしましょう。 雨が自然に進入して渋くなります。

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