シリンダーヘッド

バーナムのボアアップキットで350ccにボアアップした方が楽だと思います。速いです!
今回は、私の乗り方(低速トルク重視)、好奇心でGOOSE350の腰下とスズキのSKYWAVE400 ピストンを使ってDJEBLを400cc化します。
これは、六つ星てんとう虫さんも初めての試みです。
厳密には400ccでありません。385ccです。
左端はGOOSE250ヘッド、これはフィンの長さ以外DR250Sと同じです。
中央はDR350S、右端がGOOSE350ヘッドです。吸気ポートの大きさが違うのがわかるでしょうか。
GOOSE350のポートは大きすぎてマニホールドと段付きが生じます。GOOSE350のマニホールドは…長すぎてDRの車体と合いません。
DR350Sのヘッドをそのまま使えばいいじゃん!
なのですが、へそ曲がりなのでイヤです(笑)
使用予定のスズキSKYWAVE400 ピストンをGOOSE350に組むと圧縮比9.0:1です。
GOOSE350の腰下で250のヘッドと組み合わせると今度は13:1前後になり使い物になりません。
GOOSE250のヘッドを削って圧縮比10.5:1前後を目指します。
DJEBELでもDR250Sのヘッドでも構いませんが、GOOSE250はビックフィンなので…好みです。

GOOSE350のヘッドガスケットをあてがって油性ペンでおおまかなラインを決めました。






などと、えらそーなことを書いていますがこんなことをするのははじめての素人です。
このエンジンに詳しい方、間違ってたらどんどん突っ込んでくださいませ<(_ _)>

燃焼室加工後


昔、の啓示を受けました。
『混合気の気持ちになってみるんです。ポートの、燃焼室の、どこをどうすれば良いか。』
私は神にはなれません。でも、その世界を垣間見たことがあります。
ポートを磨いているうちに自分がくぐれそうな錯覚におちいりました。
不思議な、なんともなつかしい感覚です。また経験したいなあ……
とりあえず圧縮比11.5:1くらいに削りました。
あとは微調整しながら10.5:1に持って行きます。

燃焼室完成


燃焼室完成しました。まだ圧縮比はほんの少し高めです。
350ヘッドと250ヘッドではバルブ位置が若干異なるのでピストン側リセスを加工すれば丁度良くなるはずです。

研磨は使い慣れたリューターを使用します。
もう15年も使っているので磨耗していますが、削れすぎないので具合がいいです(笑)
少し削っては指先で微妙な段付き等をチェックしつつ修正しました。
ポート研磨はほとんどしません。低速型だから必要ない・・というより今のバイクはポートの成型がきれいです。
整流のためのフィンまで最初から出来上がっています。シロウトには手の出しようがないです(^^;

バルブのセット


燃焼室が完成した(と思い込んでいる自己満足ですが)ヘッドにバルブを組みます。
まず新品のステムシールにモリブデングリスを付けてバルブガイドに押し込みます。
バルブスプリングシート、バルブスプリング、リテーナーを順に組み付けます。
バルブスプリングはピッチの密なほうがヘッド側に、粗い側がリテーナー側になります。
スプリングコンプレッサーで圧縮しておいてバルブコッターをグリスでくっつけます。
組み付け後、バルブの尻をプラスチックハンマー等で軽く叩いてコッターを馴染ませます。

組みあがったシリンダーヘッド。






燃焼室側。
ヘッド側はもう追加工しないのでこれで完成です。
今後圧縮を調整するとしたらピストントップですね。
少しは余裕があるので圧縮比10.0:1くらいまでは削れます(^^)