腰下

SE-1のACG交換です。
交換には専用のロータープラーを使います。これだけは代用が利きません。
間違っても叩いたりして外さないこと。マグネットは衝撃に弱いしクランクシャフトだって簡単に歪みます。


まずフライホイールを抑えているナットをインパクトレンチで外します。
次にプラーをフライホイール外の順ネジにねじ込みます。
プラー中心は逆ネジになっているので左回転を与えるとクランクを押してフライホイールが抜けます。
さて、外したフライホイールの比較。もちろん上がグース、下がSE-1です。
ベース部分は同じですがGOOSE用は途中にウェイトがありますね。
予期せぬ事態
さて、フライホイールを組み付けようと思ったのですが何故かはまりません。
逆の組み合わせ、DRクランクにGOOSEのフライホイールはすんなり付きます。
まさか?!と思って比較してみると、位置決め用キーの厚みが1mm程違っていました……
ちなみにDR350SE(セル付き)とSE-1は同じキーを使っています。
てっきりDR350SEとGOOSE350は同じキー溝だと思っていました。
事前調査不足なのが悪いんですが、スズキ恐るべしです。
ホンダと違って細かいところまで設計を変えています。
重たいフライホイールの慣性に耐えられるように厚みを増やしたんでしょうね。
仕方が無いので、世間並みで辛いのですがチェンジペダルの加工で対処することにします。
さてクラッチカバーの交換です。オイルチェックバルブのあるSE-1用に交換します。
外見はあきらかに違いますが裏側を見てもよくわかりません。
これ以上のトホホは嫌なので念のためシフトシャフトも比較します。
右がGOOSE350、左がSE-1です。
これはケースから同じ長さだけ出ていますしセレーションも同じなので互換性はありました。
ただし右カバーで抑えるシャフト部分の太さがずいぶん違います。
サーキットユースで頻繁にチェンジを繰り返すグースの用途に配慮したのでしょう。実に細かい。
SE-1用でなんら問題ないので迷わず軽い方…SE-1用を使います。
古いカバーガスケットを剥がし、新しいガスケットを当ててクラッチカバーを組み付けます。
あとは細かいボルト・ナットやオイルライン、セルモーターを付けながら積み替えです。

エンジン完成