BEET工業のハイカム

生産中止です

取り付けを考えている方へ
サービスマニュアルをまず読んでください。
マニュアルには詳しく書いていないちょっとした事を書いています。
ボアアップをしているのでタイプUを使用します。
BEET工業によると、自社のフルキット(キャブセッティング無し)
ハイカム、ボアアップピストン、マフラーを装着しておよそ
最大トルク2.3kg-m、最大出力25psだそうです。
さて、わたしのセローはハイカムを装着することでどれくらいでるか楽しみです。
また、加工も必要になります。
バイク屋さんに頼んだほうが無難です。
プラグ、タペットカバーを外します。
マニュアル通り、圧縮上死点を出します。
クランクのローターを回転させて合わせます。マニュアル参照。
カムチェンスポロケットを緩めるわけですが、ボルトが硬く共回りしてしまいます。
非力な私は両手を使わないと緩めることができません。
そこで、下記の写真のように、ジャッキを利用しました。
この時、まだカムテンショナは取り外しません!
カムスポロケットのボルトを緩め、カムテンショナを外したら、針金を用意します。
ミッション内にカムチェーンが落ちないようにするためです。

が、セローは一度クランクシャフトのスポロケットからカムチェーンが外れると簡単に引っ掛ける事は容易ではありません
へたすれば、掛けるだけで2時間以上かかります。バイク屋さんは嘆くし、お師匠も怒った。

ですから、カムチェーンに太い針金をつけて、弛まないように左手で針金を引っ張りつつ、右手でカムスポロケットのボルトを外し、カムスポロケットも外します。

そして、クラッチケーブルに引っ張った状態にして針金で結んでおきます。
ロックワッシャ、プレートを外します。ボロ布つめてパーツが落ちないようにします。
マニュアルにはカムシャフトのネジ穴に10mmのボルトを入れてカムを引き抜くとしか書いてありません。
しかし、カラーが固く抜けません(-_-;)
ズンギリボルトに以前、乗っていたセローのフライホイールを差し込んで引っ張ってみました。
シリンダーヘッド近くにフライホイールを置いて勢いをつけストッパーボルトに当てます。
2回くりかえしたら簡単に外れました。
ズンギリボルトの白いのは値札です。取り外しには関係ないです。
膨張させてピンを抜くところです。
でも抜けませんでした…
かといってガスコンロでは熱が高すぎてダメ。
仕方なくダウエルピンを注文しました。
最初から圧着して取れないものなら、BEET工業で最初からつけてもらいたいです。ピンの値段は70円なのですから。
純正のカムの場合、カラーが回らないように爪で固定しています。
この爪が最大の難所です。
爪があるためにBEETのカムに付きません
ハンドジグソウーで削り落とそうとしても無理。
BEETに電話したらヤスリでも削れるというのですが…
近所の鉄工所にビールを持ってGO!
綺麗に切り取ってもらいました。
で、無事にカムシャフトを固定できました!(^^)!
バイク屋のオヤジさんが、エレェ苦労した、お師匠がこんなバイク見たことない、と嘆いたカムチェーン掛け…。

本当に掛からない
何度、掛けようとしても掛かりません。一時間でギブアップ。
これでチェーンをミッションに落としたら最悪です。
クランクを回しながらチェーンを掛けます。クランクのスポロケに20分くらいで付きました。

凄まじく面倒なバイクです。

あとは、パーツを組んでいきます。
ハイカムにした事によりバルブがピストンに当たる可能性もありえるのでカバーをつける前にタペットクリアランスをゼロにしてクランクを2回転させます。
当たったら、ヘッドの加工です

インプレ

キャブのセッティングを出さないと息つきします。
エアダクトを徐々に削り、アクセル9割まで開閉することができました。
ただ、元来エアクリーナーボックスの容量が足りないことと、負圧キャブであるため
ちょっとした山に行くだけで被ります。
平地では凄い加速です。
DJBEL250SE-1より速かったですね。